あいざわアセットマネジメント株式会社役職員ブログ

あいざわアセットマネジメント(株)による第3号セカンダリー投資ファンド(Ariake Secondary Fund III LP)セカンドクロージングのお知らせ


あいざわアセットマネジメント株式会社(東京都港区)は、2022年10月11日、当社として3本目となる、セカンダリー投資ファンド、Ariake Secondary Fund III LP(ASFIII)(ケイマン籍)の、セカンド・クローズ(二次投資家受入を完了)を迎えました。今回、外部投資家として、韓国の証券会社であるEugene Investment & Securities Co. Ltd 様に投資家としてご参加いただき、またASFIIIに国内の機関投資家を迎えるにあたり、フィーダーとしてAriake Secondary Fund III 投資事業有限責任組合を設定し、極東証券株式会社様並びに株式会社西京銀行様にこの投資にご賛同頂きました。

ASFIIIは、国内投資家の保有する国内外プライベートエクイティ・ファンド(PEファンド)やベンチャー・キャピタル(VC)のファンド(組合)持分、ファンドの保有する未上場株式等の低流動性資産を取得するほか、国内の優良な投資ファンドとの共同投資を実施いたします。2022年4月の設定から2022年9月末までにファンドを通じた共同投資を2件、未上場株式を取得する共同案件を1件、そして、ファンド持ち分の取得1件を実行しております。

当社はセカンダリー投資ファンドを通じて、市場に対しては主に以下の二つの機能をご提供いたします。第一に、投資家の皆様が保有している低流動性資産について途中売却という選択肢をご提供します。通常、10年単位の運用期間中での現金化が難しいファンド持分を当社が運用期間中に買い取ることで、既存の投資家の皆様は早期の資金化が可能になります。第二に、VCやPEファンドの運用期間満了に伴い売却せざるを得ない株式等を買い取り、ファンドに資金化の機会をご提供します。また、場合によっては、継続保有をご希望されるファンドに新たな出資を通じて、投資案件銘柄からの回収最大化のお手伝いをさせていただき、また、投資先である国内企業の更なる成長を資本構成の安定化を通じてサポートいたします。

私どもは、既存ファンドのAriake Secondary Fund I LP(ASFI)及び Ariake Secondary Fund II LP(ASFII)を通じて、約40件の国内外のLP持分、約20件の株式を買取り、売り手の皆様に対して低流動性資産の現金化の手段をご提供してきました。更に、ASFI及びASFIIでは国内外の機関投資家の皆様に対して、安定的かつ高いリターンを比較的早い段階で実現しております。

今回のASFIII のセカンドクローズを受けて、引き続き国内外で増加している低流動性資産の現金化ニーズに応えつつ、黎明期にある国内セカンダリー投資から高いリターンを実現したいと考えております。

以上

あいざわアセットマネジメントについて

「日本で投資家に最も求められるオルタナティブ資産運用会社」を目指して、日本のヘッジファンド運用会社の草分け的存在と、日本で数少ない低流動性資産のセカンダリー戦略ファンドの運用会社が2021年2月に合併して誕生した運用会社。現在、日本株ロングショート戦略、バリューアップ戦略、保険リンク戦略、アジア・トレードファイナンス戦略、セカンダリー戦略を国内外の投資家に提供している。
所在地: 105-7307 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング7階
代表取締役社長: 白木信一郎

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