私の住む浅草も、冬至も過ぎ、クリスマスも気が付いたら普通の週末みたいに過ぎて、これを書いている今日は英連邦的には Boxing Dayといってまだまだお休みが続くはずなので、正月の訪れを静かに待つような。。。なんてことはもう昨年あたりから無くなって、映えと食べ歩きと古くからあるうまいどころにあちこち押し寄せて楽しむ若い人たちに付け加えて、最近では円安の恩恵を受けて久しぶりにやってきた日本での買い物や食事を楽しむ海外からのお客様までやってきているので、静かに雷おこしと人形焼きと、怪しいロゴの入ったTシャツや帽子に招き猫を取り扱うわれらが愛すべき昔からずっとそこにある二天門の土産物屋にすら少しずつお客様が足をとどめるようになり、店では乗りと勢いで外国語対応しつつお支払いは現金だけ、というまぁ、20世紀なんだか21世紀なんだかよくわからない世界があるわけですが、皆様、どんな年の瀬を過ごされていますでしょう。
つい最近のみやたの近況報告でも
私は、といえば、最近動画ばかり(あ、この記事も一人語り動画で絶賛公開中です!でも、誰ですか、この動画を見てチャネル登録解除したのは(号泣))で記事の書下ろしもサボりまくっているので、さて、そろそろ今年最後の記事を久しぶりに書かねば、なんて思って書き始めつつ、はて、昨年って何かいたかな、なんて思って見直してみました。ちょうど先週、金融機関の方をお招きして弊社グループの誇る講師陣による熱の入った講義を繰り広げる研修会の第4回を開催しておりまして、そんな講師陣に交じって私も、どういうわけかコマを頂戴してしまっているのでお話させて頂いているのですが、私のパートにわざわざいらっしゃるのは(何のマニアか存じませんが)マニアの方なのか、そんなマニアの方に「おまえ、ちょっと冷やかしに行ってこい。ついでにこいつがちゃんとわかっているかどうか試すために、こんな質問もしておけ」なんて無理やり登録させられて汐留まで越させられ、退屈で眠いのをこらえて3分に一度聞かされるつまらない冗談にしぶしぶ笑う、という非人道的な扱いを受けた方のどちらか、まぁ、要は物好きな、いや好奇心の多めの方々がいらっしゃいましたので、90分一本勝負をさせて頂いたわけですが、昨年の今頃は、というと、その準備のためのネタ帳をお見せした、と、そんな感じでしたが、実際のコマの仕上がりは、というと。。。まぁ、ひどい(笑)半分以上の時間をそんな好奇心多めの方たちの眠い頭であれこれ無理やり考えていろいろとアイデアをひねり出させては強制的にみんなの前で発表させられる、なんて、要はお前がしゃべるネタがないから振ってサボっているのだろう、と言われそうな構成になっておりました。
アイザワ証券グループ研修会の真実
というと、本当に誰も来なくなりそうなので正しくお伝えするならば、インタラクティブな講義を、という研修会事務局からの要請に基づきまして、私といろいろなことを考えながらおしゃべりすることで、例えば投資検討先のDDQをどう読んでその先に進むべきかの判断を効率的に行うか、PPMの要点を捉えつつ自社の方針とファンドの投資の方向性の同異を見出すべきか、などなど、多分普段の実務では想像することもないようなアイデアを、これらの書き手の目線も含めていろいろと体験していただく、ということをやらせて頂いています。ですので、普段と脳みその使い方が異なるので、多分に講義を受けられた方はパニックになるか、なんだかよくわからんけどわかった気になってお帰り頂いているようです。お陰様で準備するほうは結構大変ですよ。普通のプレゼンで見ないような飛び道具を毎度毎度考えねばいけないのですから(笑)何を使っているかって?気になる方は、次回は出資申込書が題材ですのでぜひご参加ください。
なんて書いていますが、今まであまり私も表で、かつメインでしゃべることがなかったですし、弊社には表でしゃべるのが生業みたいな人間がおりますので私があえてしゃべる必要もないと思っていたのですが、こうやってお題を頂いてやらせて頂く、というのは今年のおおきなチャレンジの一つではありましたが、これでも結構楽しんでいるんですよ。どうやって人様の想像を(もちろんいい意味で)裏切ることが出来るか、というのは、私の性格をご存じの方ならよくご存じだと思いますが。。。大好きですので(笑)
あいざわアセットマネジメントの今年の一大ニュース
さて、今年のもう一つの大きなチャレンジ、といえば、弊社のセカンダリーファンドの3号ファンドのローンチ、ではなく、弊社のYouTubeチャンネルの開設とそこでの情報配信開始、です。といって、社員全員で踊る動画をアップすることは絶対ないですよ。やはり、弊社の売り、といえば、他にない見識や市場に対する洞察力、といった、オルタナティブ投資の世界を長く生き延びてきた武器ですが、あまりそういうところは知られていないですし、世の中を見てもそういうものを配信する人たちっていないんですよね。その場その場でいいことだけをいって視聴数を増やすというコンテンツが多い中で、ちょっとそういうものと一線を画するようなものを配信したい、とはいえ、見てもらわないと話になりませんので、どうやって皆さんに振り向いてもらえるか、を日々弊社のスタッフが手弁当感満載でチャレンジしております。
社員が頑張ってくれるので、COOも。。。趣味に走ってる?
そんな風に頑張ってもらっている中に、私も何が出来るかなぁ、と思って自分のブログ記事をしゃべる、も始めましたが、まぁ、それ以上に何か面白いことがないかな、と思った時、やっぱり人の話を聞いて自分が勉強したい、と思って始めたのが対談シリーズのアイデアでした。だいたい、お話させて頂く時は1時間から90分程度お付き合いいただいて(本当にお付き合い頂いてありがとうございます!)、それを15分目安に複数のテーマになるように編集して数回に分ける、という感じでやらせて頂いています。はい、私が企画して、出演交渉して、撮影のブッキングをして、撮影器具を準備して、撮影して、編集しながら面白いこと言ってるわ、と笑いながら一通りみて、YouTubeとPodCastにアップして、自分のSNSのアカウントで宣伝して、と、全部自作自演となっております。もう、自分が好きで楽しまないと続かないですね。
実は、これをやりながら学ぶことがたくさんありまして。。。
とはいえ、本当に学びがある以上に、動画にとって見返すことで、あれ、そういうこと?と、対談のその場で気づかないことに気づくこともありますし、話しているときに、何をより質問したら面白い話がより聞けるだろうか、とか考えるようになりましたので、いや、本当にやってみるものですね。実際、ちょうどこの企画を始めたときに、家に転がっていて読まずに放置していた、枕になるくらい分厚い本が一冊あって、読まないから売っちゃおうか、とおもって最後にちょっと目を通してみるかとおもって目を通した本があったのです。ですが、その本が、「週4時間」だけ働く。という著書で有名なTim Ferris という起業家・投資家・作家・ポッドキャスターの人気ポッドキャストシリーズ、「Tribe of Mentors」の書籍化されたものだったのです。もちろん、そのインタビューの数々も興味深いものでしたが、それ以上に興味深いのが、質問の設定の仕方とその投げかけ方(順番)でした。私が対談をやっていてもそうなのですが、なかなか最初は何を話したら、と身構えてしまうのが普通ですので、如何にして答えやすい質問を作ってそこからより興味深い答えを引き出せる質問を投げかけていくか、というのが、100人以上の著名人と対談をする、といって実際に行っていった Tribe of Mentorsのエッセンスと知ったので、よりそういった話し手の話しやすさにも気を付けて対談するようになっているんです。気づいてもらえないと思いますが(笑)案外努力しているんですよ、私も。
ということで、公共の場をお借りしてお願いです。
こちらも、そろそろ次の対談のオファーを始めて、撮影もせねばと思っていますので、こう読んでくださっているあなた、来年、どこかで私と対談しませんか?
もう一つ、弊社における私の今年のチャレンジ、といえば
まぁ、今年の大きなチャレンジというとこの二つかな、というとうちの社長に怒られそうで仕事っぽいチャレンジのことをお話すると、私も一応会社のシステム管理部の部長でもあるので、弊社の業務改善のためのシステムの入れ替えや導入、継続的な更新、情報統合の加速化などなど、都合4つほど並行で走らせていて(もう、これは弊社の有能なスタッフなしでは実行も稼働もしませんので、本当にみんなに感謝です!)、また昨年の夏に引っ越したのにも関わらず、そろそろオフィスも手狭になりそうだから、今どきのWFHな働き方を踏まえたオフィスの新しい在り方を踏まえたITインフラをどう作っていくか(そして、その予算取りも!)、みたいなこともやっています。COOってそういうこともやるんですよ。
まだまだ、そういえばこんなこともありました。
あとは、社長のブログでも書いていますが、今年立ち上げたもの、といえば、テニス部ですね(笑)ちょうど秋の実業団リーグの時期に、初戦は出られたのですが、その後体調不良でその後の試合に出ることがままならなかったのですが、やっぱり試合っていいんですよ。緊張感もあるし、新しい人との出会いもあるし。来年は。。。実業団リーグに出るには厳しい体制なので、とりあえず個人であちこち試合に出て歩くかなぁ。いい歳のおっちゃんが何を言っているのか、と言われそうですが。
そんないい歳のおっちゃんのもう一つの体力的なチャレンジというと、フルマラソンですかね。病み上がりで準備なく11月に臨んだアクアラインマラソンでしたが、途中リタイア。沿道の応援とか本当に力をもらえて頑張っちゃえる気になってハーフまでは問題なく走れたんですけどねぇ。やっぱりハーフとフルは違いますね。今月の上野の森ハーフでは普通に走り切って銭湯までいけましたので、ちゃんと来年はフルの準備して出直します(ってことで、まだやる気です)。
さて、なんで運用会社なのにあれこれ発信するの?みやたの趣味に会社がよく付き合ってくれるよね?って思ったでしょ?
で、個人的なチャレンジで、体力の次はやっぱり知的チャレンジの話もあれこれあったのでこちらの話も、と書き始めると、そろそろ弊社の掲載審査の方でストップがかかりそうなので、止めておきますが、まぁ、こういう話も実際のところ、弊社がただ単に運用をやっています、ヘッジファンドなのだからセクシーなリターンを出してお返しするだけじゃない、セカンダリーだからうちの低流動性資産を買ってくれる、でみられるだけにとどまらず(今どきのタイパ、じゃないですが、この瞬間興味のないこと、無駄なことや効率の悪いことは特にいらない、と仰る方も多いのは知っていますが、個人的には無駄なことなんてどこにもなくて、経験も見聞きしたものも、あとは自分が興味と好奇心と柔軟性でどれだけ使いこなせるか、なだけ、だと思うんですよね。人生なんて長いんですから、どこで何に出くわすかわからないのですし。いろいろなものを自分から受け入れないでいるなんてもったいない!)、会社のカラーとしてこういうところもあるし、弊社には格好よく(そしていろいろな意味で調子よく)表でしゃべる代表だけでなくいろいろな人間が集まっているんです、というのを如何に知ってもらえるか、も伝えたい、から来ています。
要は、皆さんに私たちのファンになってほしいのです!
その意味では今年の弊社のチャレンジは、今年に限らずずっと続くものになると思いますが、それが、例えば今行っているファンドレイズに役立てばと考えていますし、来年以降の弊社の活動をより多くの人たちに受け止めて、投資家としてでも、一緒に働いて実現する仲間になってもらうでも、どんな形であってもいいので、私たちの目指すところに向かう協力をしていただけるようになればうれしい、と考えています。今後とも、弊社の活動に注目して頂ければ幸いです。
なんて、まぁ、きれいにまとめた感じですみません。らしくないですよね。でも、たまにはね。
皆様、よいお年をお迎えください。