弊社代表取締役、白木が投資家向けデューデリジェンスQ&Aおよびレポーティング雛形の作成に参与いたしました
弊社代表取締役、白木が2020年5月11日に経済産業省より発表されました、「投資家向けデューデリジェンスQ&A(DDQ)ならびに四半期レポーティング(QR)雛形」の作成において、委託を受けた日本ベンチャーキャピタル協会LPリレーション部会部会長として参与させていただきました。
近年、機関投資家による国内VCファンドへの関心が高まってきており、国内スタートアップに対する新たな成長資金の担い手として大きく期待されています。海外のVC/PEファンドのジェネラル・パートナー(以下 GP)は、自社の運用するファンドへ機関投資家を始めとするリミテッド・パートナー(以下 LP)から新規投資を募集する際、自社の組織、運用戦略、運用実績(パフォーマンス)、オペレーション体制、コンプライアンスへの取組等の定性/定量情報を記載した質問・回答集として「Due Diligence Questionnaire(以下 DDQ)」を事前に投資家候補に提供することが一般的です。
本レポートは機関投資家を中心とした LP 側とGP側の双方が標準的に利用可能なDDQと、LP向け開示資料として四半期報告書の標準フォーマットを纏めたもので、ILPA(Institutional Limited Partners Association)が策定し国際的に標準化されているDDQやレポーティングテンプレートの内容を参考にしつつ、日本ベンチャーキャピタル協会の会員GPならびに国内機関投資家等のご意見もいただきながら、国内の実務に合わせて作成しています。
なお本レポートは全てのGPが採用すべき必須の雛形を意図したものでは無く、また全てのLPが実施するデューデリジェンスのニーズを満たせるものではありませんが、GPとLP間の情報の非対称性を予め埋めることで機関投資家の資金流入を増加させることを目的としています。
是非ご活用ください。
本レポートのダウンロードは下記経産省ホームページから行っていただけます。
経済産業省ホームページ
https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/main_01/press001/reiwagannendo_gyoumuitaku.html